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キッティングとは

キッティング(kitting)は装備させるという意味で用いられる動詞「kit」の動名詞形ですが、しばしばIT用語としても用いられています。IT用語としてのキッティングとは、パソコンなどのIT機器を導入後すぐに使用ができるように準備をすることを意味します。我々が新しいパソコンを購入後はじめて起動した時にはセットアップとよばれる設定作業を行いますが、キッティングはそれだけでなく、ハードウェアを調達して組み立てる作業やネットワーク環境を構築する作業などもすべて含んだ、より広い意味で用いられる言葉です。
1台のパソコンのキッティングを完了させるまでにかかる時間は構成によって異なりますが、一般的な構成の端末だと1時間前後はかかるといわれています。それなりに時間を要するため、数十台から数百台といった大量のマシンの組み立てとセットアップの作業を受注する際には、たくさんの人員が配置されます。また、それなりに負担が大きい仕事になるため、近年は省力化できそうな部分については業務用の自動化ツールを導入して負担軽減がはかられることがあります。

外部委託するメリット

キッティング作業とは何かというと、企業が社員のパソコン等を準備する事です。もう少し詳しくいうと、社員が使用するパソコン等の端末や周辺機器を、それぞれの環境に最適な状態に組み合わせてセットアップし、設置する事です。どうしてもキッティング作業は時間がかかる為、特に台数が多い場合は外部委託する企業は少なくありません。
では外部委託するメリットは何かというと色々あります。まず担当者の負担を軽減する事が出来ます。またルールに従ったミスのない仕事をしてくれるので安心というのもメリットです。
他にもセキュリティに関する提案等用途に最適な情報を入手する事が出来るというのも魅力です。さらにパソコンのカスタマイズやセットアップ、設置以外にも、業者によっては機器の調達や運用サポートを含んだ総合的なサービスを行っている所もあるので、これらを上手に利用すればセットアップのみのサービスよりも、一層効率化を図る事が出来ます。